大田区・蒲田にある創業70年の音楽教室、蒲田音楽学園です☺
いつもご覧いただきありがとうございます。
本日はサックスのレッスンを担当してくださっている飛澤先生よりいただいたブログをアップいたします✨
みなさん、こんにちは😊いよいよ梅雨本番ですね。
ジメジメと蒸し暑いこの季節は、湿度の変化で楽器のコントロールが少し難しくなる季節でもあり
ます。
普段のレッスンで、生徒さんに「リードってどうやって管理していますか?」と聞くことがあります。
すると、意外にも次のような答えが返ってくることがよくあります。
「リードは1枚しか持っていなくて、ずっと同じものを使っています」
「毎回外すのが面倒で、マウスピースにつけっぱなしにしています」
「キャップをつけないまま、ポーチの中にそのまま入れています」
実は、これらはすべてリードの寿命を縮め、演奏の質を下げてしまう原因になります。
リードにカビが生えやすくなるだけでなく、衛生面にとっても良くありません。
せっかく買ったリードですから、できるだけ良い状態で、長く使いたいですよね。
そのために知ってほしいのが、「リードはただの消耗品ではなく、自分で正しく状態を整えていくも
の」ということです。
今回は、今日からすぐに実践できる「正しいリードの管理術」を分かりやすく解説します✨
マウスピースへの「つけっぱなし」がNGな理由
なぜ、マウスピースにつけっぱなしにしたり、1枚だけを使い続けたりしてはいけないのでしょう
か。
原因は大きく分けて2つあります。
1. 水分による繊維の劣化とカビ
サックスを吹いた後のリードは、多くの水分を含んでいます。
マウスピースにリガチャーで締め付けたまま放置すると、リードの繊維がふやけた状態で固まっ
てしまい、本来の弾力性が失われます。
また、湿った状態が続くことで裏側に黒いカビが発生する原因にもなります。
2. 休ませないことによる「コシ」の低下
毎日同じリードだけを使い続けると、リードの繊維が完全に復元する前に再び水分を含むことに
なります。
これを繰り返すと、短期間でリードの「コシ」が抜けてしまい、ペラペラとした締まりのない音になっ
てしまいます。
リードを長持ちさせる3つの基本ステップ
リードを良い状態のまま長く使うためのケアは、とてもシンプルです。次の3つのステップを習慣に
してみてください。
ステップ1:使用後は必ず外し、水分を拭き取る
楽器を片付けるときは、まずリードをマウスピースとリガチャーから外します。
そして、清潔なクロスやティッシュを使い、根元から先端に向かって優しく水分を拭き取ります。先
端は非常に薄く割れやすいため、横に擦らず、そっと押さえるように拭くのがポイントです。
ステップ2:平らなリードケースに保管する
水分を拭き取ったら、必ず専用のリードケースに収納してください。
ガラス面や平らなプラスチック面にぴったりと密着させて保管できるケースを使うことで、リードの
歪みを防げます。
リードケースを持っていなければ、購入時のプラスチックのケースに収納しましょう。
ステップ3:4〜5枚でローテーションさせる
常に「4〜5枚」の使えるリードを用意しておき、日替わりで順番に使いましょう。
一度使ったリードを数日間しっかり休ませることで、繊維の状態が戻り、1枚あたりの寿命が結果
的に大きく延びます。
複数枚を使い分けると、演奏がもっと楽しくなる❗️
こうして何枚かのリードをローテーションさせていくと、だんだん「1枚1枚の細かな違い」に気づけ
るようになってきます。
「今日のリードは、少し息の抵抗感が強いな」
「このリードは、まろやかで優しい音がするな」
リードそれぞれの特徴が分かってくると、
「今日は静かな曲を練習するから、このリードにしよう」
「明日は広い部屋で吹くから、よく鳴るこのリードにしよう」
といった選び方ができるようになります。
自分の好みの状態が分かってくると、毎日の練習がさらに楽しくなります。
特に気をつけたい、梅雨時期の「湿度管理」
特に今の梅雨の時期は、空気中の湿度が非常に高いです。
ケースに入れていても保管場所の湿度が高いと、カビが発生しやすくなります。
そこでおすすめなのが、「湿度調整剤入りのリードケース」を使用したり、ケースの中に楽器用の
小さな調湿剤(シリカゲルなど)を入れておくことです。
ケース内の湿度を常に最適な状態(約50%〜60%)にキープしてくれる便利なグッズが市販され
ていますので、ぜひ活用してみてください。
まとめ
サックスのリードは天然の素材で作られているため、環境や扱い方によって状態が大きく変化し
ます。
「使ったら必ず外して、水分を拭き取り、ケースで休ませる」
この丁寧なワンステップを重ねるだけで、お気に入りのリードは驚くほど長持ちするようになりま
す。
せっかく出会った楽器とリードです。
ぜひ大切に扱って、日々のサックスライフをより心地よいものにしてくださいね😊

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