7月も中旬に入り関東も梅雨が明け、今年から「猛暑日」の更に上、「酷暑日」と言う言葉が加わり、連日過酷な暑さが続いていますが、蒲田音楽学園ピアノ科はまだ梅雨時の6月28日の日曜日に大田区民プラザ大ホールでおこなわれたピアノの発表会「ジュニア・ピアノステージ」が終わり、発表会前のちょっと緊張感がただようお教室から解放されて、生徒さんも先生達もいつものゆったりとした空気に戻った様な気がします。
当日は沢山のご来客の皆さまの前で、幼児から高校生までの生徒達が日頃の練習の成果を存分に発揮し、みんなステージの上でキラキラと輝いて演奏を披露してくれました。
ついこの間までお母さんのお腹の中にいた小さな、小さなピアニスト達。初めての大きな舞台の前に緊張して涙が出ちゃった子もいたけど、ちゃんと1人で舞台の中央まで歩き、堂々と演奏をしてくれました。また、受験でピアノを少しお休みをしていたお兄さんお姉さん達も、この春からピアノを再開し、久しぶりにステージに立ってくれました。
みんなみんな、立派なピアニストでした!
今年のジュニア・ピアノステージは、特にそのお兄さんお姉さん達、中学生高校生の生徒さんが多く参加してくれて、最後の部はとても聴きごたえのある部となりました。
中学生、高校生といっても全員が全員、小さい頃からピアノを習っていた子ばかりではありません。中には中学生になってから、高校生になってから自分の意志でピアノを習いたい!ピアノが弾けるようになりたい!とお教室の門をたたいて入会してくるお子さんもいます。
1人の生徒さんをご紹介しますね!
中学1年からピアノを始めたA君。お家に楽器もなくピアノを触るのもお教室に来て初めての体験でした。
【どうしてピアノを習おうと思ったの?】
・人生のメリーゴーランドと言う曲を弾いてみたいと思ったから
体験レッスンでそう答えてくれたA君。
その日に直ぐ入会してくれて、最初は簡単なドレミファソの5本の指運動から。
指に力が入ってしまって最初のうちは苦戦していたけど、だんだん1本1本の指もスムーズに動くようになり、少しずつ右手と左手が違うパッセージを同時に弾けるように!!そしてピアノを始めて3ヶ月くらい経った時に「人生のメリーゴーランド」の初級版からゆっくり数小節ずつ弾き始めました。初級版をマスターしたら次の中級版、そして上級版へと2年かけて進み、今年のジュニア・ピアノステージで念願だったジブリアニメの名作ハウルの動く城のメインテーマ曲「人生のメリーゴーランド」を初めて人前で演奏しました。ゆったりとした憂いのある前奏から始まり、左手の3拍子のワルツのリズムへ。そのワルツにのって右手があの有名なメロディーを歌い出します。そして、壮大で重厚な和音を奏でながら曲はクライマックスに…それはそれは素敵な演奏でした。
初めての発表会でかなり緊張したみたいですが、本番が終わりやり遂げた満足と、弾きたい!と思っていた曲を弾けるようになった喜びが身体中から溢れ出ていました。
現在中学3年生で、引退まで部活もあり、発表会当日も午前中部活の試合が終わってからの参加。受験勉強もしなければいけないはずです。
【どうやってピアノを練習する時間を作っているの?】
・だいたい18:30に部活から帰って来て、夕食を食べた後1時間くらいピアノを弾いています。ピアノを弾いている時間が楽しいし、いい気分転換にもなります。
なんて、なんて嬉しい言葉でしょう!これこそ音楽の原点!!心からピアノを弾くことを楽しんでいるのだな…と改めて感じました。
発表会が終わった今は、もう次のステージで弾きたい曲を見つけ、また初級版から練習を始めました。また、中学校最後の合唱コンクールでピアノの伴奏にチャレンジをしたい!とレッスンに伴奏譜を持ってきたので一緒に譜読みをし、この夏休みは合唱の伴奏練習も頑張るそうです。
今回はA君をご紹介しましたが、A君だけではなく他にも同じような生徒さんが何人かいらっしゃいます。
ピアノは小さい時から習わないと弾けるようにならない…いえいえ、いつからでも大丈夫です!もちろん簡単には弾けません。でもやりたい!あの曲を弾いてみたい!という気持ちがあれば絶対弾けるようになります。A君のステージを観て本当に心からそう思いました。完璧じゃなくてもいいんです。弾きたかった曲が1人で弾けるようになる、その楽しさ嬉しさは成し遂げた人にしか分かりません。
もし、この曲を弾いてみたいな…ピアノが弾けたらいいなぁ…と思っている方がいらしたら、どうぞ勇気を持ってお教室の門をたたいてみて下さい。
きっときっと素敵な時間が訪れるはずです!!
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