発表会に向けて!人前で演奏する楽しさと緊張克服法

朝晩は少しずつ涼しくなり、秋の気配を感じる季節になってきましたね。

秋といえば、音楽の秋!これから発表会や本番のステージを控えている方も多いのではないで
しょうか?
「まだ1ヶ月ある」と思うか、「あと1ヶ月しかない」と思うか、、、
大人になってからの本番前は、独特のソワソワ感や焦りがありますよね!
レッスンやSNSなどでも、
「本番で緊張して指が動かなくなったらどうしよう」
「息が浅くなって音が震えてしまいそう」
「ピアノ伴奏とズレたらパニックになりそう」というご相談をよくいただきます。

実は、私たちプロの奏者でも本番前は普通にドキドキしますし、緊張もします(笑)
大切なのは「緊張を完全にゼロにすること」ではなく、
「本番で緊張することをあらかじめ想定し、そのための準備をしておくこと」です。
今日は、本番までのあと1ヶ月でぜひ試してほしい「3つの緊張対策」をご紹介します。

① 通し練習は「お辞儀から退場まで」セットで練習しよう!
普段の個人練習では、つっかえた部分やミスした部分をその場で止まって何度も吹き直したりし
ますよね。
しかし、本番1ヶ月前からは「お辞儀をしてステージに立ち、最初から最後まで止まらずに吹きき
り、最後にお辞儀をして退場する」という一連のリアルな流れを、練習のルーティンとして体に染
み込ませてみてください。
本番で一番大切なのは、途中で小さなミスや失敗があっても、何事もなかったかのように堂々と
吹いて流れを止めないことです。
聴いているお客様は、案外ちょっとしたミスには気づかないものですよ。
止めずに流れに乗ることが、演奏の完成度を高める一番の秘訣です。

② あえて「人に見られている環境」を作ろう!
本番当日、いざスポットライトを浴びてステージに立つと、客席の広さや独特の静けさに呑まれて
しまいがちです。
そこで今のうちから、ご家族やご友人の前で一曲通して吹いてみたり、スマホで動画を撮影しな
がら演奏してみたりしてください。
「誰かに聴かれている」「録画されている」
という適度なプレッシャーをあらかじめ体験しておくだけで、脳と体が本番のドキドキ感に慣れ、
当日のあがり症がぐっと和らぎます。
録音した自分の演奏を客観的に聴き返すのも、素晴らしい練習になりますよ!

③ 1人じゃない!ピアノと一緒に音楽を作る意識を持とう
ピアノ伴奏と一緒に吹く方は、
「自分が間違えたらピアニストさんに迷惑がかかるかも、、、」と不安になるかもしれません。
でも、その心配はいりません!
ピアニストさんはあなたの音やブレスをしっかり聴いて、優しく包み込むようにフォローしてくれま
す!
一人でテンポやリズムを抱え込もうとせず、「ピアノの素敵な響きに乗りながら、一緒に一つの音
楽を作る」という感覚で吹いてみてくださいね。
アンサンブルの楽しさを感じられると、緊張は自然と楽しさに変わっていきます。
大人になってから一つの曲とじっくり向き合い、ステージという特別な場所で演奏する時間は、本
当に贅沢で素晴らしい経験です。
発表会や演奏会は、決して誰かと腕前を比べたり採点されたりする場所ではありません。
ステージの心地よい響きを味方につけて、これまで数ヶ月間練習してきた「自分の音」を、ステー
ジの上で思い切り楽しんでいきましょう!

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