良いリードの選び方、どう判断してる?

みなさん、こんにちは!サックス講師の佐藤です。

先日はサックスを吹くためには肺活量が必要!?について書きましたが、本日はサックスの命とも言えるリードの選び方について書きたいと思います。

 

楽器を始めたばかりの頃は音を出す事に精一杯なためある程度色んなリードを吹けてしまう人が多いのですが、不思議と上達してその方の奏法が定まってくると吹きやすいリードと吹きづらいリードが出てきます。

なんで商品として売っているのに吹けないリードがあるんだよーーー!!😤」

と、1箱10枚入っているリードから吹けるものが少ない場合は怒りが沸いてきますよね!

私ももれなくそんな経験をしています。

 

なぜ吹きづらいリードがあるのか?というお話は怒りと相まって長くなってしまいそうなので、今日は割愛します。😆笑

さて、あなたはどんな風に良いリードを選んでいますか?吹きやすい良いリードとは
どんなリードなんでしょうか?

・音が出やすく音色が良い
・低音から高温まで全ての音域でバランスよく音が出て音程も良い
・強弱をつけた時の反応が良い
・自分が思う表現にストレスなく反応してくれる 

 

その他にもあるかもしれませんが、こんな感じですかね?

簡単にまとめると、反応の良さ、音色&音程の良さ、息の入りやすさ、だと思いま
す。

 

この3つについて、どうチェックするか私の選び方を紹介します。

1.      反応の良さ

タンギングをしないでP(弱く)の音で息だけで音を立ち上げてみてください

この時、息を入れ始めてすぐにリードが振動し音が出たら反応が良反対に息の音がしてしまって音が出るまでに時間がかかるor出ないものは反応が悪いという事になります。

2.      音色&音程の良さ

1.のチェックを通過したら今度は音色と音程はどうかチェックします

音階を吹いてみるのも良いですし、曲のフレーズでも良いです。

ただ、なるべく音域が広く低音から高音域までチェックできるものが良いですね!

ここで、音色は好みもあると思いますが音程は良く耳を使ってぶら下がってしまわないか逆に高すぎないかをチェックしてみてください。

3.      息の入りやすさ

1. 2.がクリアしたら強弱をつけて息の入りやすさをチェック!

自分が使った息がストレスなく最大限音として反映されているかチェック。

でも、上記2点をクリアしていたら3もほとんどがOKなはずです。

この中で1番を最初にチェックします。ここで生き残るものがどれぐらいあるか?

使った息がリードの振動にすぐ繋がるような反応の良いリードは演奏の質を高めますし、色んな表現についてこれる子達の可能性が高いのです。

反応が良すぎて柔らかすぎるリードもありますが、そういったものも一旦取っておきます。

良いリードで練習するようにすると上達もしやすくなりますから、ぜひ試してみてく
ださいね!

少しでも参考になれば嬉しいです。

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