みなさん、こんにちは!サックス講師の佐藤です。
今まさに本選の最中であるショパンコンクール🎹✨
ピアニストの登竜門とでもいうべき大きな国際コンクールですね。みなさんも注目してますか?☺
日本人ピアニストも本選に2人通っています。
本当に素晴らしいですよね!
さて、でも今回私が特筆したいのは2次予選で演奏した中川優芽花さんの演奏です。
彼女の演奏を聴いた時に、一音きいただけで心が引き込まれ夢中になって演奏動画を見ました!
すごい才能✨彼女が弾いているピアノに花が添えられている様にも見えるほどの華やかさ。
そして私自身がとても驚いたのが、そんな彼女の演奏にはミスタッチがありました。
でも、ミスがあっても気にならないほどの音楽性の素晴らしさ✨
音楽教育の中で、
音を間違えてはいけない。
これは小さい頃から言われ続け、間違えない事が当たり前になっていく。
確かに音のミスは良くないのかもしれない。
だけど、ミスよりもこういう風にこの作品を表現する!という、音楽性の高さは感動を損ねることなく
私達に何が大切なのかを問われている気がしました。
もちろんミスは無い方が良いと思います。作曲家が大切に紡いだ音ですから。
でも、ミスしないようにしよう!と必要以上に気を取られすぎるのは音楽を時に苦痛な窮屈なものにしてしまう時もあり、音楽表現を十分に出来ない事もあると思います。
演奏で何か思い悩む時、大抵の悩みが技術的に譜読みや奏法の悩みにつまづく事が多いのではないでしょうか。
また、譜読みが出来て音楽記号の指示通りに演奏できて満足という方もいるかもしれません。
どんな表現で聴き手に伝えるかを大切に『音楽への集中』を見せてくれた中川さんの演奏は、私が大事にしたいと思う音楽への姿勢を改めて示してくれた気がしました。
みなさんはどんなジャンルの音楽が好きですか?
色んな音楽ジャンルがあるけれど、ご本人が音楽と関わる上で大事にしている事ってどのジャンルをやっていても同じかなと思います。

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