大田区・蒲田にある創業70年の音楽教室、蒲田音楽学園です☺
いつもご覧いただきありがとうございます。
本日はサックスのレッスンを担当してくださっている佐藤梓先生よりいただいたブログをアップいたします✨
みなさん、こんにちは!蒲田音楽学園サックス講師の佐藤です。
芸術の秋、少し前に『BLUE GIANT』という主人公が世界一のジャズサックスプレイヤーを目指す原作はマンガですが映画が公開されてましたね。
その影響で、一時期楽器店からテナーサックスが品薄になったとか!?
そんな人気の楽器であるサックスですが、始めたい!と思っている方によく聞かれる質問のひとつが
『私、肺活量に自信ないんですけど吹けますか?😭』
です。
BLUE GIANTの主人公もそうですが、始めたばかりの頃はとにかく息の量を使って音が出た!を体験する人が多いです。
見た目からも大きいなと思うから吹く前からそういった想像をするのだと思います。
私もサックスを始めた頃、そんな感覚で吹いていました。
でも、プロの演奏を見てみてください。
彼らは涼しい顔でなんてことないように吹いている…!!🥺
それに世界のなべさだこと、渡辺貞夫さんは91歳で現役!
もし肺活量を必要とするならば、超人的な体力が必要になりますよね。
そうなんです、もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが…
サックスを吹くのに肺活量はあまり関係ないのです。
サックスという楽器は金管楽器に間違われますが木管楽器になります。
それは、吹き口(マウスピースといいます)に装着している植物の葦でできているリードという振動体を振動させて音が鳴る仕組みからです。
いわば私達の身体でいうと声帯にあたります。
なのでリードさえ振動させられれば音がでます。
むかし、草笛とかで遊んだ経験はありますか?
音が出る時、くちびるに草の振動を感じたと思います。
肺活量は必要でしたか?おそらく必要じゃなかったはずです。
それよりもどんな息のスピードでどんな息の方向で、そしてどんな口の形で、といった『コツ』を得られたら音が鳴った経験はありませんか?
サックスにも同じことが言えます。
コツなんです。☝😉✨
…草笛以上にもっと細かいポイントはありますけどね。笑
なので、
肺活量無いからなぁ、、😔
なんて諦めないで欲しいのです!!
今はYouTubeなどでもサックスの吹き方について有益な情報があふれています。
それでも実際にやってみると細かいところは分からないですし、個々によってつまずくポイントも様々。
でもみなさんに共通して一つ言える事は、楽にリードをよく振動させるにはどんな吹き方をしたら良いのだろう?と考える癖をつけることです。
ネット情報などである程度頭で理解したら実践してみましょう。
それでも上手くいかない事もあるかと思いますが、自分で考える事をあきらめず取り組んでみてください。
自分なりの成功法則がつかめるとそれは自信にも繋がります。
ここで、上手く音が出ない時のチェックポイントをいくつか書いておきます。
ぜひ参考にしてみてください!
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リードはマウスピースに対して先端&両サイドがちゃんとセッティングできているか。先端から下げすぎていたり、上げすぎたりしていませんか?
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マウスピースをくわえる位置は浅すぎor深すぎではないですか?上の前歯の位置をいろいろ試してみてください。
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下唇の巻き込み具合はどうでしょう。巻き込みが浅すぎor深すぎませんか?
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口の形(アンブシュア)は噛みすぎorゆるすぎていませんか?
これで上手くいくかもしれませんし、この4つを試しても音が出ない場合、ほかに原因がありそうです。🤔
途方もなく感じて、もっと早く上達して好きな曲を吹いて楽しみたい!と思ったら、ぜひ体験レッスンを受けてみてください。
お待ちしております!✨
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