ピアノを弾く耳

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◎ 第1章 ピアノの歴史

皆さま、ピアノという楽器はいつからあるかご存知でしょうか。実はそれほど歴史は深くなく、今からおよそ300年前、宮廷用の楽器として発明されました🎹

ピアノという楽器は、弦を響かせて音を鳴らすという点では弦楽器的であり、一方でハンマーが弦を叩いて音を鳴らすという点では打楽器的な要素も兼ね備えています。

時代とともに楽器の改良を重ねて、およそ130年前に現代の88鍵のピアノが誕生しました✨

したがって、モーツァルトやベートーヴェンが活躍していた時代は、ピアノの前身であるチェンバロという鍵盤楽器が主流で、今より鍵盤の数は少なく、音量もそこまで大きく出すことはできませんでした。

そんなピアノが持つ最大の魅力は、やはりなんと言っても音域の広さではないでしょうか。

人間の耳が音(音楽としての音色)として知覚できる最低音から最高音までを鳴らすことができる楽器なのです。オーケストラの楽器の音域は全て網羅しています。独りでメロディーもハーモニーも演奏できるため、一曲弾けるようになると充実した気分や達成感が味わえます👍

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◎ 第2章 タッチとフォーム

閑話休題、
弦楽器でもあり、打楽器でもあり、オーケストラでもあり、なんでも表現できてしまうピアノという楽器。

「私も弾けるようになりたい‼️」

「もっと上手になりたい‼️」

と、思っている方もきっと多くおられることでしょう。もちろん私もその一人です。

鍵盤を押すだけで、赤ちゃんでも音が出せるという単純な構造にもかかわらず、この楽器を上手に操るのは実に難しいのです。演奏する人によっても、全く違う音の世界を生み出せる魅惑の楽器なのです。

一体何がそんなに違うのでしょうか⁉️
それは指先で鍵盤を弾く時の「タッチ」にあると筆者は考えています。

ピアノのレッスンにおいて、手の形や指の角度、指使いなど様々なテクニックを教わることがありますが、これらをあまりにも意識しすぎると、余計な力が入りやすく、ぎこちなくなってしまいます…😭

お布団の中や浴槽の中などで、リラックスした時の腕や手の状態を思い出してみてください。手を握るでもなく、手を開くでもなく、ちょうど良い形になっているはずです🖐️

それこそがまさにニュートラルな手の状態であり、ピアノにおいては最も本領を発揮することができる状態なのです!

人それぞれニュートラルな状態は少しずつ違いはあるものの、必ずしもこうでなければならないというものではないのです。

自然な状態をそのまま鍵盤に持ってくることで、一人ひとりの持っている個性をそのまま音に乗せることができるのです🎵

もちろん、自由気ままなフォームで弾いても良いという意味ではなく、一人ひとりの生まれながらにして持っている個性を伸ばしながら、一対一のレッスンの中で的確にアドバイスを行っていきます。

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◎ 第3章 良い耳を持つこと

自然なフォームが整ったところで、次に音楽に対する「感性」を養うことについてお話をしてまいります。感性というのも人によって差異があり、それが正しいとか、間違っているとか、答えが求められるものではありません。ましてや楽しく弾けないことには、何も感じることもできません。

そこで思い浮かべてほしいのが、絵を描くということです。絵の具で真っ白な画用紙に絵を描くとします。どんなに上手な絵でも下手な絵でも、その絵には人それぞれの味があるはずです。その際、自分なりの価値観と自分の目で見た感性で、細部に渡り表現していくはずです。

音楽の場合に置き換えると、良い音を奏でるためには、良い「耳」を持つことが大切なのです。自分の音をよく聴いて、きれいな音や美しい響きを感じられるように、自分なりの価値観と自分の耳で聴いた感性で、細部に渡り表現していくのです👂

ことにピアノの場合には、指先のタッチを細かくコントロールしていきます。そのタッチの違いを自分の耳で聴いているか否かが、一人ひとりの演奏の違いに大きく表れるのです。

良い耳を持つことで、心も豊かになっていきます。ピアノという楽器は簡単に音が出せてしまうからこそ、他の楽器以上に自分の耳で自分の音を見つけていく必要があり、いろいろな絵の具を混ぜ合わせて絵を描くような楽しさがあるのです😊

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◎ 第4章 上達の秘訣

結びに、ピアノを弾くための正しいテクニックを身につけることや、日々努力して練習することも重要ですが、ニュートラルなフォームを保つこと、音楽を楽しむこと、耳で音をよく聴くこと、それが何よりも大切なことであり、上達の秘訣であると私は考えています。

楽しい気持ちを失わないためにも、講師がレッスンを一方的に進めたり、考えを押しつけたりするのではなく、生徒さんが主体となってレッスンに取り組めるように進めています✨

その上で、スラーやスタッカートの弾き方ひとつで、音楽の印象が大きく変えられることなどを耳で体感してもらい、楽曲のイメージにふさわしい演奏ができるように、音楽的なアプローチもしていきます。

このような積み重ねによって、音楽に対する感性、すなわちピアノを弾く耳を養うとともに、生徒さんの上達と自立への一歩を導きます。

初めてピアノを習う方も、すでに経験のある方も、ピアノと出会い、楽しく向き合う時間が、一生の宝物になることを願っています🍀

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